【今日から実践してみよう!】お客様がファンになる石材店とは!?

杉並区荻窪の石材問屋・大徳石材工業の大代(おおしろ)賢太郎です。

まずは先週の福島県沖を震源とする地震により被災・避難された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
昨日、宮城県の取引先に電話をしたところ、墓地等にもかなりの被害が出ていて対応に追われているようでとても心配です。

さて、今週はオンラインセミナーが2日連続で開催されたので参加させていただきました。
1日目は今や業界屈指のお墓ユーチューバーで、SNSでの情報発信も上手に活用されている羽黒石材工業㈱の中野良一さんが講師を務める『リアル✕SNSで化学変化が起きる!~先の見えない時代にSNSでファンをつくる方法~』(日本青年会議所石材部会主催)。
2日目は私も会員として勉強させていただいているワクワク系マーケティング実践会の小阪裕司先生の講演『選ばれる石材店になるために、今年やるべき3つのこと』(日本石材工業新聞社主催)です。

両方のセミナーを受講して多少の違いはあるものの、2つほど共通点がありました。
①お客様を顧客にする…ニューズレターやSNS等で自己開示をおこない、人となりを知ってもらうことで関係を作る。お店のファンになってもらう。
②価値創造型で売る…特化した技術や商品など自社の価値を掘り起こし、しっかりと相手に伝える。チラシやPOPなど非常に手間はかかるが良いものが売れるようになる。

そして上記に加えて小阪先生は「ストック型の商いを始めましょう」とおしゃっていました。
「ストック型の商い」とは、商品を購入していただいたお客様の住所や連絡先はもちろん家族構成や嗜好品、趣味などあらゆる情報をまとめ顧客リスト化すること。そのリストを育てることで「どの顧客に」「どんなときに」「どのようなアプローチを」すれば良いか一目でわかるようになり、狙い通りに売上が創れるようになるのだそうです。

またコロナ渦でも力強く商売をされている小売石材店さんとして、両セミナー合わせて3社紹介されましたが「顧客によって回数を変えながらニューズレター送っている」「来店してもらうきっかけとして石臼でコーヒー豆をお客様自ら挽いてもらい飲んでもらう」「3周忌まで命日に供花を届ける」「文字彫刻作業の動画をFacebookで発信している」など、地道ながらコツコツと実践をされていることで、地域の方々との繋がりやお客様からの信頼が生まれ「何か困り事があったとき、気軽に相談してもらえる存在」「口コミで紹介される石材店」ひいては『選ばれる石材店』となっていくのだと感じました。

直接会ってコミュニケーションがとりづらい今だからこそできるこそ「できること」「やるべきこと」はまだまだたくさんとあると思います。
当社も『選ばれる石材問屋』になるために学んだことを踏まえ、しっかりと実践していきたいと思います。
中野さん、小阪先生、貴重な講演を聞かせていただき本当にありがとうございました。

石材問屋・大徳石材工業株式会社 大代賢太郎
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