中国産石材の代替アップデート|4年半の推移から見えた“今もっとも無難な選択”
杉並区荻窪の石材問屋・大徳石材工業の
大代(おおしろ)賢太郎です。
以前、特集した中国産石材の
代替石種について、
2021年6月に掲載してから
早くも4年半が経ちました。
その間に状況が大きく変化しましたので、
改めて最新情報をご案内いたします。
まず、当時「G623」の代替石種として
ご紹介した 「泉港623」 ですが、
現在は 採掘が停止 しております。

ただし、原石自体はまだ一定量残っています。
しかしながら、吸水時にやや黄ばみが目立ち、
墓石用途としてはおすすめしにくいという印象です。
また、以前の情報では、G623は原石を
ほぼ使い切りつつある とお伝えしていましたが、
その後の調査で
大量の原石ストックが残っていたことが判明 しました。
恐らく、各工場が価格上昇を
見越して保有していたものの、
昨今の日本の墓石業界や中国経済の冷え込みにより
放出せざるを得なくなった のではないかと
推測されます。
さらに、G623の在庫減少がささやかれはじめた頃に
登場した 「湖南623」 も、現在は 採掘が停止 し
今ではこちらの原石の方が枯渇する状況になりました。
製品を見ると原石もあまりよいものは残っていない
ようなので、早めに切り替えたほうがよいと思います。
こうした一連の変化を踏まえると、
現時点で最も無難かつ安定的に
提案できるのは、再び「G623」に戻った
と考えてよい状況と言えるでしょう。
そして、この状況下で弊社が特におすすめしており、
現在もっとも外柵材として採用いただいているのが
「東北稲田」 です。

他社ではそれほど使用されていないようですが
・中国産石材の中でも安価で提供できる
・サビが出ない
・シミが発生しにくい
・10尺以上の大材も採れる
と、外柵材として非常に扱いやすく、
多くの石材店様より高い評価をいただいています。
デメリットとしては、
・板目と柾目がはっきりしている
・吸水時に若干黄ばみでいるように見える
という特徴がありますが、施工後の印象としては
大きく気にならないレベルかと思います。
なお板目と柾目とは、木材に例えた呼称です。
詳しくは下記のブログを参考にしてください。
こちらが東北稲田の施工事例です。


一般の方ならもちろんですが、
石材店様から見ても、遠目では
国産の「稲田石」と見分けるのも
難しいのではないでしょうか(笑)
今回は 白みかげ石の代替石種の現況 についてお伝えしました。
次回は 中国産石材以外の最新動向 についてまとめたいと思いますので、ぜひご覧いただければ幸いです。
石材問屋・大徳石材工業株式会社 大代賢太郎
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