【お盆・お彼岸】お墓参りの機会が増える時期に墓石クリーニングの依頼も急増中!

杉並区荻窪の石材問屋・大徳石材工業の大代(おおしろ)賢太郎です。

関東もようやく梅雨入りし、昨日は突然の豪雨もあったりとハッキリしない天気が続きますね。
梅雨が明ける頃には東京ではお盆期間に入りますが、ご先祖様をお迎えするにあたってお墓をキレイにしたいというご要望も増えているようです。
当社でもここ数日、墓石クリーニングの依頼を立て続けにいただき、作業してきましたので一例をご紹介したいと思います。

まずはこちらの昭和35年に建てられた8寸角です。
お盆明けには外柵をリフォームするのですが、石塔だけでもお盆までにキレイにしておきたいとのことでご依頼をいただきました。

写真は全体のビフォーアフターですが、上台からの垂れた水アカや水鉢、芝台の黒ズミが除去できているのがわかるかと思います。

文字の中やその周りは水アカやコケで汚れやすく、お施主様がご自身で清掃することはとても大変です。しかし適切な洗剤を使用すればこの通りキレイになります。

そして一番汚れが目立つのはやはり上台や中台の天場や継ぎ目部分でしょう。それも専門の道具などを使用すれば石材を極力痛めずに除去することが可能です。

 

次の事例は昭和48年に建てられた8寸角パッカです。
お参りにいらっしゃることが多いためか比較的汚れは目立たないようですが、週末にはご納骨を控えているとのことで急遽ご依頼をいただきました。
今週は中国からの船便が遅れておりスケジュールも空いていたため直ぐに作業できましたが、通常の場合は遅くとも法要等の3週間前までにはご依頼いただけると幸いです。

汚れが目立つ部分は主に芝台でしたが、その部分がキレイになっただけでもお墓全体が明るくなったように感じます。

全体の写真ではわかりづらかった文字の中もやはり汚れが溜まっていたため、しっかりと除去させていただきました。

こちらは上台と中台の継ぎ目そして芝台の拡大写真です。特に芝台はほとんどの汚れが除去できたことで新品同様によみがえりました。

 

最後は福島県の銘石・中山石で建てられた永代供養墓のクリーニングをご依頼いただきました。
黒みかげ石の場合、使用できる洗剤も限られるためほとんどが手作業になります。
もちろん高圧洗浄機でもある程度の汚れは落ちるのですが、水が飛散してお参りの方や近隣墓所の方に迷惑をかけてはいけませんので当社では手作業にておこなわせていただいています。

見た目だけでわかる通り小叩き仕上で加工されている部分が元通りの白色によみがえりました。バーナー仕上や小叩き仕上などの磨いていない部分はコケが付きやすく汚れが目立ちますが、適切な洗浄をおこなえばこのようにキレイになります。

文字や彫刻部分の汚れも、しっかり除去させていただきました。

数ヵ所に発生していたエフロエッセンス(白華現象)も除去させていただきました。

最後に、汚れを除去した後に目立っていた油膜のような虹彩現象(虹ヤケ)も除去したことで、皆様も気持ちよくお参りできるのではないでしょうか。

大徳石材では、墓石・石材クリーニング・メンテナンス作業はもちろん、作業後にはお施主様へご報告が出来るように「クリーニング作業完了報告書」も作成させていただいています。
お盆やお彼岸、ご納骨などの法要前はもちろんですが、外柵のリフォーム等の際にも御施主様に喜んでいただけるオプションとして墓石クリーニングを勧めてみてはいかがでしょうか。
シミ抜きなど特殊な汚れの相談も受付しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。

石材問屋・大徳石材工業株式会社 大代賢太郎
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