樹木葬霊園にて共用で使用する花台兼香炉の組み立てました

杉並区荻窪の石材問屋・大徳石材工業の大代(おおしろ)賢太郎です。

ずらりと並べられた黒みかげ石の香炉や部材はいったい何でしょうか?
ピッ
ピッ
ピッ
ピッ
ピッ
チーン

答えはこちら。樹木葬霊園にて共用で使用する花台兼香炉です。
前部分の台座になっているところに花をお供えするようになっています。
タイトルに記載されているのでクイズになってないですね(笑)
今回はご依頼いただいた石材店様から「現場で組み立てるのは大変だから組み立ててから納品して欲しい」とご指示いただき作業しました。

このような小さな部材の組み合わせというのは実はなかなか厄介で、まずは平らな場所を作らないと石が安定せず作業がしづらいです。
そのためにコンパネを用意して、極力平らな部分を作りました。
また、四つ組みの板石はある程度急速に固定させる必要があるため、石材店様はご存じのクイックメンダーと万力でこのように固定していきます。
ただ、これも皆さまは知っていると思いますが、クイックメンダーはあくまでも緊急用に使われる接着剤。それゆえに耐久性には優れておりません。
なので最終的にはエポキシ系接着剤と変成シリコンコーキングを多用して強度を高めました。

ある程度固定されたところで、香炉と花台を載せて接着していきます。
最後は花台が左右均等になっているか確認し問題が無ければ、目地作業を行い完成です。

試行錯誤して1組組んだことで、コツがつかめたようです。約6時間で全17個が組み上がりました。
夏季休業明けにはしっかりと固定されているはずで、配達も控えています。
最後まで気を抜かずに納めたいと思います。

弊社ではこのように、できるだけ石材店様に寄り添い、希望に沿って柔軟に対応しております。
例えば「文字彫刻する部材は別々に納めて欲しい」「検品後、再梱包して欲しい」「建物内に納品して欲しい」「協力会社の資材置場へ配達して欲しい」など
極力応えてまいりますので、そのようなことでお困りでしたらご相談くださいますようお願いいたします。

石材問屋・大徳石材工業株式会社 大代賢太郎
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