「誰かのために一生懸命働く」って、そんなに悪いこと?

杉並区荻窪の石材問屋・大徳石材工業の大代(おおしろ)賢太郎です。

「高市首相が午前3時に勉強会を開いた」というニュースが話題になりました。フジテレビ系FNNプライムオンライン(2025年11月7日)によると、

高市早苗首相は衆議院予算委員会での答弁準備のため、

公邸で午前3時から秘書官らと勉強会を行ったとのこと。

この行動について、「働きすぎでは」「部下に負担をかけている」といった声も上がっているようです。

もちろん、働き方には健康面や周囲への配慮が欠かせません。

けれども私は、この「働いている人を叩く」ような論調に少し違和感を覚えます。

高市首相の場合も、国会での大事な場面に向けて入念に準備をしていた。

その姿を「働きすぎ」とだけ切り取ってしまうのは、少しもったいない気がしました。

そもそも“野党の質問通告が2日前ルールを守っていなかったこと”が原因ともいわれており、

その背景を伝えずに「深夜の勉強会」だけを強調する報道姿勢には、少し疑問も感じます。

実は私自身にも、似たような経験があります。

お客様へ早く図面や見積書を提出するため、夜遅くまで作業をしていること。

また、一時休止していますが、以前はニュースレターも作成していました。

「ニュースレターを通して石の魅力をもっと伝えたい」

「お客様の役に立つ情報を届けたい」

そんな思いで続けていたのですが、ある日お客様から

「こんなものを送ってくるくらいなら、図面を早く提出してくれたほうがいい」と言われたことがあります。

さらには、「読まずに捨てている」と陰で聞いたときもあり、少し寂しい気持ちになりました。

また、社内でも「社長は働きすぎていて、周りが見えていない」と言われたこともあります。

おそらく、その社員にも自分の仕事が評価されていないという不満があったのでしょう。

相手の受け止め方、感じ方を考えて行動しているつもりでも、

なかなかうまくいかないこともあります。

本当に難しいものです。

それでも私は、「誰かのために時間を忘れて一生懸命に働く」ことは、

とても素晴らしいことだと思っています。

働く姿勢や時間の長さだけでなく、その根底にある“想い”の部分を、もっと大切にしたいですね。

あなたはどう思いますか?

ぜひ、いろいろなご意見を聞かせてください。


石材問屋・大徳石材工業株式会社 大代賢太郎
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