大徳石材が最も大切にしている『検品』について①
杉並区荻窪の石材問屋・大徳石材工業の大代(おおしろ)賢太郎です。
せっかくの仕切り直しなので、今回は弊社が最も大切にしてる『検品』をテーマにしたいと思います。
弊社では、トップページでもお伝えしているように、中国やベトナム、インド、そして国内工場から仕入れた製品についても、木枠を開梱し、すべての部材を検品してから石材店様のもとへお届けしています。(同サイズの敷石等を大量に扱う場合、検品は行いないこともございます)
※検品の内容については以前の記事も合わせてご覧ください。
そんな『検品』で、つい最近 冷や汗をかく出来事がありました。
それは秋海石(しゅうかいせき)というグレー系の中国産石材で寺院の寺標1対をご注文いただいたときのこと。
サイズは400×400×高さ2500㎜。
重さにして1本あたり 約1トン にもなります。

こんな大きな寺標なので台座のサイズもかなり大きく、すべて合わせると50切以上にもなる大きな案件です。
文字彫刻もご依頼いただく予定ですので、彫刻工場で文字を彫る前にしっかり確認をしないと大変なことになると思い、今回は私も担当者と一緒になって検品を行いました。
雑巾でしっかり拭き上げたあと、人力では到底動かせないため、天井クレーンを使って転がしながら、すべての面を一つひとつ確認していきます。
※作業に集中しすぎて、写真を撮るのを忘れてしまいました…汗
図面どおりに寸法が合っているか。
角欠けはないか。
スリキズ、山キズ、ビリキズはないか。
木枠のシミはないか。
ざっと挙げただけでも、これだけのチェック項目があります。
一通り屋内で検品を終え、「まあ、問題ないかな」と思ったのですが、最後に念のため、太陽光の下でも確認してみたところ――
なんと、とんでもない欠陥 が見つかってしまったのです…。
まだ長くなりそうなので、どんな“欠陥”だったのかは明日のブログでお伝えします。
気になる方はまた明日のブログをご覧ください~!
石材問屋・大徳石材工業株式会社 大代賢太郎
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